院長コラム
論文が静脈学会の予防ガイドラインに採用されました
執筆責任者として関わった論文が我が国における初めての圧迫療法の包括的ガイドライン(日本静脈学会)の参考文献として掲載されることになりました。
本研究は、2022年に公表した国内780万人のデータベースを用いて行った研究で、特に内科系の入院患者で肺塞栓症発症予防の対策が不十分であること、結果として生じた肺塞栓症で入院期間が延長することなど、重要な情報を引き出すことができた論文でした。
発表後、さまざまな方面より役に立ったとのお声をいただいておりましたが、日本国内の課題を解決するための診療ガイドラインに掲載されるに至ったことは大変嬉しく思っております。本研究に関わることができ、関係者各位にこの場をお借りして心より感謝いたします。