院長コラム
富山大学にて講演を行いました
富山大学より依頼をうけ、院内及び周辺施設に向けたweb講演を行いました。
静脈血栓症(下肢静脈血栓症および肺塞栓症)は入院を含む安静や、癌、整形外科疾患などで発症率が上がります。
ひとたび発症してしまうと、突然死を含むいわゆる急変をきたしかねない重要な病態です。
また、癌など本来患者さんが治療を優先すべき病気の治療計画にも悪影響を及ぼしかねません。
講演では、院内での発症予防策や早期診断、治療法など、我が国だけでなく欧米で推奨されている標準的な診療の実践のためのノウハウをお話しさせていただきました。
下腿浮腫の原因となりうる下肢静脈血栓症(エコノミークラス症候群)や、胸痛・息切れなどを引き起こす肺塞栓症の早期診断のためには、診察に加え、心電図、レントゲン、採血、超音波検査などが有用です。月木土の午前に各種検査を行える体制を整えています。ご不安な方は気軽にご相談ください。