院長コラム
日本大学にて講演を行いました
昨日、日本大学の先生方と共に、癌診療における循環器診療のノウハウについて講演会を行いました。
抗がん剤を含むがん治療により生じうる心血管疾患は大きく以下に分類され、それぞれに対する診療アプローチが徐々に確立されつつあります。
- 高血圧
- 心不全
- 不整脈やQT延長
- 狭心症・心筋梗塞
- 静脈血栓症
- 肺高血圧症
- 動脈血栓症
世界で初の腫瘍循環器領域のガイドラインであるヨーロッパ心臓学会のガイドラインの内容も取り上げながら、静脈血栓症に対して、どのタイミングでどのような検査を行いながら、どのような薬剤を用いて診療にあたるべきか、などについて解説させていただきました。