コラム 日浅循環器内科クリニック

循環器疾患とは

心不全

 

日本循環器学会・日本心不全学会から公表されている通り

『心不全とは、心臓が悪いために、息切れやむくみが起こり、だんだん悪くなり、生命を縮める病気』です。

詳細は上記学会より一般の患者さん向けに心不全の定義が公開されていますので、ご参照ください。

 

心臓の機能が落ちないように予防するためには、その要因を取り除く必要があります。

心臓機能に悪影響を与える代表的な疾患として、高血圧、糖尿病、脂質異常症(高コレステロール血症)、腎臓病などが挙げられます。

それらを厳格に管理することで、心不全の新規発症および悪化を防ぐことができます。

また、禁煙、節酒、適度な運動なども極めて重要です。

心不全の発症や悪化を防ぐための管理が十分かどうかを判断するために、

・心臓や血管の機能を定期的にチェック(心臓・血管エコー、採血など)

・それぞれの病態に応じて必要な薬物治療を行う

などが重要です。

 

心不全について、日本循環器内科から一般の患者さん向け情報が公開されています。